鈴鹿けやき苑では、令和4年5月31日(火)に「市内に震度6強の地震が発生し、その後施設から火災が発生する」という想定で防災訓練を行いました。
いつもは、鈴鹿けやき苑全体で防災訓練を行うのですが、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、密にならないように午前と午後の2回、1階の皆様、2階の皆様に分けて実施しました。
さて、防災訓練は毎年2回以上行っておりますが、実は防災訓練も内容によって3つに分かれています。
一つ目は、「避難訓練」です。
防災訓練というと、これを思い浮べる方が多いのではないでしょうか。火災に巻き込まれないように、建物外の指定した場所へ避難します。
職員の指示に従って落ち着いて避難しましょう。
二つ目は、「消火訓練」です。
屋外に設置した喫煙室からの出火を想定した、初期消火体制です。
鈴鹿市消防本部さんから訓練用の水消火器と的をお借りして、消火器の使い方を確認して、消火訓練を行います。上手く消すことができたかな?
三つ目は、「通報訓練」です。
火災報知機です。いろんな施設でもよく見かけますよね。訓練のときは、実際にボタンを押します!ドキドキ…押すと、館内全体に「火事です!火事です!火災が発生しました」というアナウンスが警報音と共に大音響で流れます。
これが火災通報装置です。火災発生時はこの装置のボタンを押して、鈴鹿市消防本部さんと連絡を取り合います。今回の訓練も、実際にこの装置を使って鈴鹿市消防本部さんに通報の訓練を行い、もしものときにきちんと通報ができるように備えました。
訓練が終わったあとは、黒田常務から、防災に関する啓発の講話を皆で聴きました。
いつ起こるか分からない災害は恐いですが、万一に備えてできることをひとつずつからでも取り組んで行きましょうね!